プロフィールにも書いているが、私はジャズ・サックスの堤智恵子のファンである。今回は「堤智恵子」について紹介しよう。(詳しくは堤さんのHPを見て下さい!)彼女はサックスを演奏するだけでなく、自分で作曲もしている。既にオリジナル・アルバムを3枚リリースしている。何はともあれ、ぜひ彼女の曲を聞いて欲しい。

■ファーストアルバムは
「ソアリング・フェザー」1. Caribbean Evening Wind
2. Soaring Feather
3. Splash In Darkness
4. A Moment Rest
5. Run About
6. Contra-Dança
7. Ocean Flight
8. Silver Jubilee
9. Madrugada
10. Through The Summer Glass
とてもバランスの取れたアルバムだと思う。初めてのアルバムを出すぞっ!というパッションが感じられる。全部好きな曲だが、その中で特に私のお気に入りは2曲目のタイトル曲「ソアリング・フェザー」、6曲目の「コントラダンサ」、9曲目の「マドゥルガーダ」、そして最後の「スルー・ザ・サマー・グラス」だ。特に「スルー・ザ・サマー・グラス」は彼女のすべての曲の中でも3本指に入るお気に入りの曲だ。

■セカンド・アルバムは
「タイニー・ポケット」1. Brazing Sun
2. Anemone
3. Seamless
4. Usual Alley
5. Que Bom!
6. Listen? or Dance?
7. Unearthly Estate
8. Sweet & Sweet
9. Millennium Delight
10. Tiny Pocket
ファーストより全体に力みが取れており、色々な「冒険」「試み」が散りばめられている様に感じるアルバムだ。3曲目の「シームレス」はテナーでの演奏でとてもかっこいい!7曲目の「アンアースリー・エステイト」は曲名通り、この世で無いような心地よい響きの曲だ。8曲目の「スイート・アンド・スイート」もお気に入りの曲。最後のタイトル曲「タイニー・ポケット」は賑やかで、明るくてノリの良い楽しい曲だ。

■サードアルバムは
「イーリャ・ブランカ」1. 象と地下鉄
2. Ilha Branca
3. Cavalos no Verde
4. 1st Anniversary
5. Toro Ladrao
6. SHIO-SAI
7. Maria na Hariem
8. 霧に咲く花
9. A Rift in the Clouds
10. My Orchid Beach
このアルバムから、かなり曲、演奏のスタイルが変わってきた様に感じる。
サックスの音色が以前はつやつや輝く真珠の様な明るい音色だったのが、この頃は、ある時は煌き、ある時はくすんだ陰のような落ち着いた音色に。また、張りのある音色だけでなく控えめでも主張のあるトーンがある様な…(専門家ではないのでこれくらいが限界ですな)
まず1曲目の「象と地下鉄」何ちゅー名前やねん!と言ってしまいそうだが実に楽しい曲で一度聞いたらずっと耳に残る。4曲目の「ファースト・アニバーサリー」これは名曲です!3本指に入ります!切なく甘く優しい曲だ。8曲目の「霧に咲く花」はムード歌謡タッチ。歌詞をのせると面白そうだ。
4枚目のアルバムは来月あたりと聞いている。オリジナル曲だけでなく楽しいアルバムになるとの事だ!
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